初心者でも簡単に作曲できる方法ってないのかな・・・?
やっぱり音楽理論とかも知らないとダメ、、?
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 【作曲したい】初心者必見!作曲の仕方を順番に解説します【コード進行から作るやり方】
- 音楽理論を知らなくても大丈夫な理由
■【作曲したい】初心者必見!作曲の仕方を順番に解説します【コード進行から作るやり方】
作曲には様々なやり方(方法)がありますが、大きく以下の3つに分類することができます。
- コード進行から作る方法【コード先行型】
- メロディから作る方法【メロディ先行型】
- 歌詞から作る方法【詞先型】
この3つのうち、作曲初心者にとって一番簡単なのが、①の「コード進行から作る方法【コード先行型】」です。
一見、②の「メロディから作る方法【メロディ先行型】」が簡単そうに感じますが、作曲初心者の方の場合、「作ったメロディにコードを付ける」という作業が難しいため、実はハードルが高いです。
本記事では、①の「コード進行から作る方法【コード先行型】」を基に、「初心者でも作曲は簡単に出来る!」ということを体験して頂きたいと思います。
具体的な手順は以下です。
- コード進行を決める
- そのコード進行を楽器で弾くか、DAWソフトに打ち込む
- そのコード進行を繰り返し聴き、音の流れを掴む (※重要)
- そのコード進行に合わせて、鼻歌(ラララ)でメロディを作る
- 完成
① コード進行を決める
まず、使うコード進行を決めましょう。
コード進行に著作権はない為、自分の好きな曲のコード進行をそのまま使って大丈夫です。
一応、【オススメのコード進行をまとめた記事】もあります。
今回は例として、「カノン進行 (カノンコード)」を使用します。
C→G→Am→Em→F→C→F→G
多くの楽曲で使われている有名なコード進行です。
② そのコード進行を楽器で弾くか、DAWソフトに打ち込む
カノン進行【C→G→Am→Em→F→C→F→G】を楽器(ギターorピアノ)で弾くか、DAWソフトへ打ち込みましょう。
中には、「楽器は弾けないし、打ち込みもよくわかんないよ!」という方もいると思います。
今回はそういった方のために、音源も用意しました。↓↓↓
この音源を使えば、楽器も打ち込みも必要ありません。↑↑↑
③ そのコード進行を繰り返し聴き、音の流れを掴む (※重要)
音源を繰り返し聴き、音の流れを掴みましょう。(重要)
この作業をせず、いきなり鼻歌でメロディを作ろうとすると、コード進行に合わないチグハグなメロディになってしまいます。
④ そのコード進行に合わせて、鼻歌(ラララ)でメロディを作る
音源を繰り返し聴き、音の流れが掴めてきたら、いよいよ作曲開始です。
音源に合わせて、自由に鼻歌(ラララ)を歌ってみましょう。
その際、「どのタイミングで歌い始めるか」も大切です。
具体的には、以下の3つのタイミングがあります。
【メロディを歌い始めるタイミング】
1. コード進行が始まるのと同時に歌い始める
2. コード進行が始まる前に歌い始める
3. コード進行が始まった後に歌い始める
それぞれの特徴としては、
1. 同時 → カウントに合わせやすい。初心者の方にオススメ。
2. 始まる前 → 助走的な感じになり、メロディに「勢い」がつく。
3. 始まった後 → メロディに「溜め」がつく。
最初は「 同時」がオススメですが、自分の好きなタイミングで構いません。
タイミングを決めたら、納得のいくメロディが出来るまで、音源に合わせて、何度も何度も鼻歌を歌いましょう。
その際、せっかく思いついたメロディを忘れてしまうのは勿体ないので、毎回、スマホのボイスメモで鼻歌を録音して下さい。
⑤ 完成
メロディが出来たら、作曲完了です。
お疲れ様でした!
余力がある場合は、作ったメロディに歌詞を付けてみて下さい。
そうすれば作詞も完了です。
今回は私も作ってみましたので、公開します。
歌い始めるタイミング、「同時」「始まる前」「始まった後」の全てのパターンで作曲しました。
【作曲例1 (歌い始めるタイミング → 同時)】
【作曲例2 (歌い始めるタイミング → 前)】
【作曲例3 (歌い始めるタイミング → 後)】
■ 音楽理論を知らなくても大丈夫な理由
ここまで読んで頂きありがとうございました。
思ったより簡単に作曲出来ましたよね? (音楽理論や楽譜は一切使っていない)
そうなんです、作曲とは極論、「コード進行を聴きながら鼻歌を歌うだけ」なので、難しい音楽理論は必要ないのです。
・・・ただ、それは、作曲を趣味としてやっていく場合だけです。
もし、「プロの作曲家になりたい」「演奏家になりたい」のであれば音楽理論の修得は必須です。
音楽理論はミュージシャン同士の共通言語なので、理解していないと会話が出来ません。
(→ 仕事にならない)
今回はあくまで、初心者の方に向けて、「作曲の簡単なやり方(方法)を伝える」というコンセプトで記事を書きました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。