メロディー作りに行き詰まった・・・
スランプなのか思うように進まない、、何か良い方法はないかな?
このような問題を解決します。
本記事の内容
- 結論、そういう時は無理矢理作ろうとしてもできない。(自分の納得のいくメロディーは)
- 色々なメロディーの作り方(考え方)
■ 結論、そういう時は無理矢理作ろうとしてもできない。(自分の納得のいくメロディーは)
長年作曲をやっていて、どのような状況でもメロディーを導き出せる人なら別ですが、「初心者」や「作った数の少ない人」はどうしても行き詰まってしまいます。
作曲(メロディー作り)に限らず、発想を必要とするクリエイティブな作業には、「脳の働き」が密接に関係しており、頑張って「作ろう、作ろう」としてるうちは、脳が緊張状態にあるため、良いアイディアは出てこないことが多いです。
たまに、プロの作曲家の話で、「メロディーが降ってきた」なんて事を聞きますよね?
このような現象は、脳がリラックスしている状態で起こるのです。
日常で脳がリラックスする状況を考えてみると、「入浴中」、「散歩している時」、「運転している時」、「寝起き」などが挙げられます。
なので、思うようにメロディーが浮かばない場合は、一旦思い切って、作曲するのを止めてみましょう。
そして、気分転換に上述の行動をしてみる事をオススメします。
それでも、「まだ作れない」や「コンペ等の締切が迫ってる」などの場合もあると思います。
そんな方向けに、「色々なメロディーの作り方(考え方)」を次の項目で紹介します。
■ 色々なメロディーの作り方(考え方)
この項目では、様々なメロディーの作り方を紹介します。
それぞれ試してみて、一番やりやすい方法で作ってみて下さい。
- 鼻歌
- 楽器を使う
- キーを変えてみる
- 仮想のBメロ(サビへの助走)からサビを作る
- 詞や単語にメロディーを付ける
- コード進行から作る
① 鼻歌
一番手軽に行える作曲方法です。
「作曲しよう」と思っていない人でも、無意識に鼻歌でメロディーを作ってしまった経験はあるのではないでしょうか?
楽器を使わない為制約がなく、自由に歌って作れるので、散歩中やシャワーを浴びてる時などにも行えます。
ただ、思いついたメロディーをすぐ記録するためにも、「ボイスレコーダー」はあると良いです。iphoneの「ボイスメモ」などを活用しましょう。
② 楽器を使う
和音が出せる「鍵盤」か「ギター」が良いです。
上手に弾けなくても、一拍目にコードを鳴らせば伴奏っぽくなります。
自分の好きなようにコード進行を決めて、それに合わせて歌ってみましょう。
この時、いきなり歌わずに「一度コード進行の流れを聞いてから歌う」とコードに合ったメロディーを作りやすいです。
もし、コード進行も思いつかない場合は、「カノン進行」や「王道進行(4536)」のような定番進行でやってみると良いですよ。
③ キーを変えてみる
キーを変えることで雰囲気が変わり、新しい発想が生まれたりします。
ギターなら「カポタスト」を使うことで、手の押さえ方を変えずに移調できますし、シンセサイザーならトランスポーズボタン(付いてる場合)で簡単に行えます。
また、DAWに既に打ち込んだトラックがあるなら、全体をトランスポーズして色々キーを変えてみましょう。
④ 仮想のBメロ(サビへの助走)からサビを作る
いきなり、「はい、サビのメロディー作って!」と言われると、中々難しいと思います。
そこで、「サビに向かって行くようなメロディー(仮想のBメロ)」を鼻歌で適当に歌い、その流れでサビを歌って作る方法です。
仮想Bメロは、サビに繋がるような「段々盛り上がっていくメロディー」を意識することでサビへの助走になります。
⑤ 詞や単語にメロディーを付ける
こちらは所謂、「詞先」といわれる方法です。
一曲分歌詞を用意してからメロディーを付けても良いですし、単語やワンフレーズの言葉にメロディーを乗せても良いです。
この方法は、わりと無意識に「言葉の意味がメロディーに反映される」ことが多いので面白いですよ。
明るい言葉やフレーズにメロディーを付ける → 無意識だと明るいメロディーになりやすい
切ない言葉やフレーズにメロディーを付ける → 無意識だと切ないメロディーになりやすい
歌詞から先に作るアーティストは多くいるので、オススメの方法です。
⑥ コード進行から作る
こちらは前述の②の方法と近いですが、先にコード進行を決めてDAW上にトラックを作り、それにメロディーを乗せる方法です。
トラックを作る人を「トラックメイカー」、それにメロディーを乗せる人を「トップライナー」と言い、共同でコンペに参加している場合も多くあります。
また、前述③の方法のようにトラック全体をトランスポーズさせ、雰囲気を変えてみるのも良いです。