・オリジナル曲の「編曲(アレンジ)」を誰かに頼みたい!
・「依頼方法」や「料金相場」は?
・おすすめの「編曲サービス」があったら教えて!
こういった方向けの記事です。
本記事の内容
- 「編曲(アレンジ)」の外注について
- 【2024年最新】おすすめ「編曲サービス」2選!
- 音楽制作は分業が普通!苦手なことは得意な人に頼もう!
「編曲(アレンジ)」の外注について
以下のような方は「編曲」の外注をおすすめします。
- 作詞・作曲は出来るけど編曲は苦手
- 「DTM(打ち込み)」で作ったオリジナル曲を編曲して欲しい
- 「弾き語り」のオリジナル曲を編曲して欲しい
- 「バンド」のオリジナル曲を編曲して欲しい
- 「ボカロ」のオリジナル曲を編曲して欲しい
- そもそも編曲のやり方がわからない・・・
★ 依頼先は「個人」or「制作会社」
編曲の依頼先は「個人」「制作会社」のどちらかになります。
それぞれのメリット・デメリットは以下です。
【個人に依頼する場合のメリット】
- 低価格で請けてもらいやすい
- 依頼先の選択肢が多く、「価格」「納期」「編曲スキル」などを比較し厳選できる
- 自分の好きな編曲家に直接連絡することで、請けてもらえる可能性がある
【個人に依頼する場合のデメリット】
- 先方の「編曲スキル」や「制作環境」がまちまちで、自分のイメージ通りに仕上がるとは限らない
- 提示価格があまりに安い場合、最終的な仕上がりも価格相応になってしまう可能性がある
- 納期が守られなかったり、後から権利や支払いについてトラブルになるケースがある
【制作会社に依頼する場合のメリット】
- 会社としての責任・ブランドがあるため信頼度は高く、仕上がってくる物も価格相応の価値がある
- ほとんどの制作会社は複数の編曲家を抱えており、その中から依頼に適した編曲家をあてがってもらえる
- 権利や支払いについてのルールが明確化されているためトラブルは発生しにくい
【制作会社に依頼する場合のデメリット】
- 個人に依頼するより費用がかかる (制作会社の料金相場は「10〜15万円」程度)
★ 曲のイメージを具体的に伝えることが大切 !
納得のいく作品に仕上げてもらうためには、打ち合わせの段階で「曲のイメージ」をしっかりと伝えることが大切です。
依頼者と編曲家のイメージの差が大きい状態で作業が進行してしまうと、最終的に「思っていたのと違う」仕上がりとなってしまいます。
「曲のイメージを伝えるポイント」は以下です。
① ジャンルを伝える
② リファレンス楽曲を伝える
③ 原曲の使用して欲しい部分を伝える
① ジャンル
「アニソン系」「アイドル系」「バンド系」「具体的なアーティスト名」等を伝える
② リファレンス楽曲
参考曲を伝える (YouTube等のURLも共有)
③ 原曲の使用して欲しい部分
原曲の歌メロ(主旋律)以外に「そのまま使用して欲しい部分」がある場合は伝える (「楽器構成」や「コード進行」「フレーズ」等)
【2023年最新】おすすめ「編曲サービス」2選!
おすすめの「編曲サービス」は以下の2つです。
それぞれの「特徴」と「依頼方法」を解説していきます。
ココナラ
ココナラ (公式サイト)
■ 特徴 ■
- 編曲以外にも作詞、作曲、演奏、ミックス、仮歌など様々な「音楽制作スキル」が多くのミュージシャン(出品者)によって販売されている
- 編曲を販売している出品者だけでも相当数いるため、依頼先の選択肢が豊富
- 各出品者ごとに「値段」「編曲スキル」「納期」「追加オプション(ミックスやコード譜作成)」などが異なる
- 出品者によっては「ギターとピアノのみ」「ストリングスのみ」といった特定パートだけの制作も請けてもらえる
- サービス購入後は出品者との間に専用の「トークルーム」が開設されるため、やり取りがしやすい
- 出品者の口コミや実績が一目でわかる
- 「ココナラ」の運営が取引をサポートしてくれるので安心
■ 依頼方法 ■
- 「ココナラ」のアカウントを作成する
- 【作曲・編曲カテゴリ】または【キーワード検索】から編曲家(出品者)を探す
- 各編曲家(出品者)の「プロフィール」「サービス内容」「サンプル楽曲」「値段」「お届け日数」「評価」などをチェックする
- 編曲家(出品者)を決めたら【出品者に質問】フォームよりメッセージを送る (「購入希望」「編曲のイメージ」などを伝える)
- 出品者からの返信を確認し、問題なければ【購入画面に進む】より支払いを行う
- 【トークルーム】で必要データ(自分が作成した原曲、歌詞など)を出品者に送る
- 完成品を受け取る
スーパードルフィン
スーパードルフィン (公式サイト)
■ 特徴 ■
- スキルとセンスを併せ持った「経験豊富な編曲家」が揃っている
- 原曲の良さを最大限に引き出し「高品質」に仕上げて貰える
- 「ポップス」「ロック」「アイドルソング」「ボーカロイド」「EDM」など様々なジャンルに対応
- 1曲一律「88,000円」とリーズナブルな価格 (※制作会社の相場は「10〜15万円」)
- 依頼者とやり取りをするのは編曲家本人ではなく、専門の「ヒアリングスタッフ」。これにより安定した制作進行を実現
- 編曲作業に入る際、「オンラインミーティング」で「完成曲のイメージ」について詳しくすり合わせ行う
- 支払い完了後、28日以内の納品 (※リテイク無料)
- 完成した編曲に納得できない場合、キャンセルOK (※手数料3,300円のみ負担)
- 納品後の権利は譲渡 (ライブで使用したり、歌をレコーディングして配信やCDを作ったりすることが可能)
■ 依頼方法 ■
- 「スーパードルフィン」にアクセスし【無料で編曲相談】よりアカウントを作成する
- 【ご相談までの流れ】フォームより各項目を入力していく
- 【曲の情報】 (「申込者名」「曲名」「アーティスト名」) を入力する
- 【メロディ音源(原曲)】をアップロードする (弾き語り、簡易的な打ち込み など)
- 【歌詞】を入力する
- 【編曲のイメージが近い曲】を入力する (「曲名/アーティスト名」「楽器構成」「音色」「ジャンル」「リファレンス曲が聴けるURL」など)
- 【オンラインミーティング】を予約する
- 【オンラインミーティング】で「編曲内容についての打ち合わせ」を行う
- 料金を支払う
- 完成品を受け取る
音楽制作は分業が普通!苦手なことは得意な人に頼もう!
2つの「編曲サービス」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
「歌詞とメロディは出来たのに、編曲(アレンジ)が苦手で曲が完成しない」という方は是非「編曲サービス」の利用をオススメします。
音楽は一人で作りきる必要はありません。
プロの世界でも、作詞、作曲、編曲、演奏、ミックスそれぞれ別の人が担当する「分業制」が普通です。
「餅は餅屋」と言いますか、「歌詞やメロディを作るのが得意な人」は作詞・作曲に集中して、編曲は専門の人(できる人)に任せるのが良いです。
私自身の体験談ですが、初めて編曲家にアレンジして貰った時、「自分の作った曲がこんなに豪華になるなんて!」と、とても感動したことを覚えています。
音楽制作において誰かの力を借りることは決して悪いことではありません。
なぜなら前述の通り、プロの世界(音楽業界)でも「分業」が当たり前だからです。
編曲が苦手な人にとって「編曲サービス」は楽曲のクオリティを格段に上げる「飛び道具」的な存在です。
編曲にお悩みでしたら、是非一度依頼してみて下さい!